歯科恐怖症の方のために

歯科恐怖症の方のために「笑気麻酔」や「静脈内鎮静法」をご提供しています 

「歯科治療は痛い」というイメージがあり、お口のトラブルを我慢している方はいらっしゃいませんか?当院は患者さまのお身体に優しい治療を行っていますので、ぜひ一度お越しください。例えば、いきなり麻酔注射を打つのではなく、表面麻酔を塗っています。そうすることで歯茎の感覚が痺れて、注射した時の痛みを軽減させることが可能になります。また、緊張したままで治療を受けると、痛みに敏感になってしまいます。そのため当院では、お声がけや雑談をして緊張をほぐしてから、ゆっくりと丁寧に麻酔液を注入していきます。

さらに、歯科恐怖症の方のために、笑気吸入鎮静法と静脈内鎮静法もご用意しました。笑気吸入鎮静法は、笑気麻酔とも呼ばれ、鼻から笑気ガスを吸引することで、患者さまをリラックスした状態にする処置です。静脈内鎮静法は、点滴により鎮静剤を注入して、眠っているような状態をつくりだす麻酔処置です。

治療に対して恐怖心がある方は、当院にお悩みをご相談ください。 

笑気麻酔

マスクを通じて鼻からガスを吸入し、肺から血中に溶け込むことにより数分で鎮静状態になります。恐怖感や緊張感など精神的ストレスを軽減させて、穏やかでリラックスした状態で治療を受けられます。全身麻酔ではないので治療中に医師と会話もできますし、治療後は酸素吸入でガス濃度を下げて、短時間で鎮静状態から回復します。体に負担が少ないため、お年寄りの方やお子様にも有効です。

★★鼻腔疾患・ぜんそくやアレルギーなど持っている方は、事前に相談してください。

静脈内鎮静法

当院では、必要に応じて麻酔医の立会いのもと、静脈鎮静麻酔下での治療を行うことも可能です。生体モニターや呼吸の状態を観察しながら点滴で少しずつ麻酔薬を入れていくことで、高いリラックス効果が得られます。麻酔中はほぼ眠っている状態になりますので、術中の記憶は残りません。また笑気麻酔よりも効果が強いため、術後もしばらく安静にしていただく必要があります。親知らずの抜歯やインプラント手術など侵襲の大きい処置を行う場合や、歯科恐怖症で何度も通院するのが苦痛なため集中して一度で治療を終わらせたいといった場合などに有効な麻酔法です。